近況です。今はセイラの撮影中!話の展開もとんでもない起伏があって、生徒達もみんな個性的で面白いです。10月は映画の撮影をしていました。来年の後半に公開する作品で、来年には詳細が発表になると思いますのでお楽しみに!
今年の2月に公開した「少年メリケンサック」のTELYA役が3シーンしか出ていないにも関わらず反響が大きく、たくさんの人(同業者も含め)からオモシロカッタヨーと言われたのにびっくりしました。同じ宮藤さんの舞台を7月にやり、やはり面白かった。
そして10月に番宣でA STUDIOに出ることになり、トークは得意ではないので最初はあまり乗り気じゃなかったんですが、周囲から「もう一歩前(表)に出る時期かも」という声もあり、出させていただくことにしました。そして出演させていただき、鶴瓶さんのお人柄と才能、丁寧な取材もあり、ムチャクチャ楽しい時間を過ごすことが出来ました。これも周りの人や見た方の反響が大きく、ご好評をいただきました。あらためて「楽しむ心」の大切さを感じました。昔の僕を知っている人が番組内に出てくれて、本人も覚えていないような話がたくさんあって、あらためて、こういう価値観(楽しむ・イタズラ心)を持って生きてきたんだなあと思いました。そしてそれを面白がって受け入れてくれる人が大勢いたのにびっくり。
歳を重ねるにつれ、自由になる部分と職業的・立場的に構えなければならない部分が出てきます。10月の映画は、監督とも数度目の仕事で安心して現場にいるコトが出来たので、すべて監督にまかせて、今までのように頭でいろいろ組み立てて理論的に役をつくっていくのはやめてみようと思いました。ただ、今まで生きてきた自分がそこに居て、役のまんまに感じて行動してみようと。A STUDIOも含めて、自分という存在をもう少し出す時期なのかなあと思いました。もちろん、大勢の人に支えられて歩んできた俳優という道(メインストリート)や自分の中の大切な部分は守りつつ、もう少し開いて壁を低くして何かできないかと。俳優としてもっと広い場所に行きたいという気持ちがあるので。
それでとりあえず10月の下旬よりTwitterを始めてみることにしました。Twitterは140文字なので、長文のように構成することもできず、感じたことや頭のイメージを構えずに出せる面白さがありました。長文だと、ちゃんとデッサンして構図を考えて何回も書き直してきちんと絵を描く感じで、Twitterは頭の中を気軽にスケッチをしているみたいな感覚です。イメージと言語が近い。自分でも気付かない発見があって面白いです。スケッチがたまって、無意識に何かの絵の下書きになると面白いかなと思います。
自分が今までやってきた行動を見ると、それが何かの布石になっているコトも多いので、これも何かにつながるのかなあ、と自分では思っています。ネット自体は普及したものですが、Twitter自体はまだ発展途上です。マスメディアで仕事をする者として、Twitterがマスになるとスタンスが変わってきてしまうので、今くらいは丁度いいです。これから他の短文サービスも始まって、Twitter自体がマスになったらまた新たな発展や展開もでてくるかもしれません。Twitterは世界的なサービスなので、国境を越えたコミュニケーションも出来るし、反応も早いので「今」を感じられます。とりあえずいつまでもやるのは柄じゃないので、2009年内期間を決めて楽しんでいます。
Tweet(鳥のさえずり)、鳥のように国境も越えて羽ばたこう!